「ボルヴィック」の国内販売中止!!
~今日の日経新聞の記事~
◎キリンビバレッジは2020年末で天然水「ボルヴィック」の国内販売を終了することを
決めた。
◉背景
・天然水の売れ筋が環境配慮型などに移ったこと。
・コロナの感染拡大により、輸入規制がかかっていること。
◎「ボルヴィック」の歴史
・1986年に規制緩和により天然水が多く輸入されるようになる。仏ダノンなどのブランドを持つ「ボルヴィック」は、国内でサントリーフーズが発売開始。2003年三菱商事を経てキリンビバが販売。2008年までは順調に出荷ケースを伸ばし、同年ピーク1620万ケースを境に衰退。
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◉何故?衰退?⇒いろはすの台頭!
1 .2009年5月発売の日本コカ・コーラの「い・ろ・は・す」がプラスチック使用量
の少なさを売りに環境面配慮型のボトルをアピール
2. 価格面で輸入品である「ボルヴィック」は、開発元へのロイヤリティーの支払いが価格に上乗せとなっているため
3.コロナ拡大により消費者がネット通販で国内の安価な天然水をまとめ買いしているため
4.為替の円安傾向も逆風となり、輸入品シェアが縮小したため
※円安だとユーロ高になり、フランスから日本に輸入(購入する)価格が高くなる
以上のような理由で「ボルヴィック」は、国内販売中止となろうとしている。
本日の日経新聞のこの記事を読み、コロナの影響が国内の「水」の販売事業にも
逆風を吹かせていることを知った。改めてコロナは、僕らの生活の様々の事情を
変化させている。